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採用コラム

令和5年3月卒の高卒求人倍率は?
全国と福島県の比較も

厚生労働省より公表されている令和5年3月卒の高卒求人・求職者に関する資料を基に、全国と福島県内の高卒就職動向についてまとめました。

目 次​

1.はじめに

2.全国地方別求人倍率

3.過去10年分の求人倍率推移

4.採用成功するために必要なこと

5.まとめ

1.はじめに

厚生労働省より、令和5年3月に高校を卒業する生徒についてのハローワークにおける求人・求職等の状況を取りまとめた統計データが公表されています。今回はそれらを基に、全国及び福島県における求人倍率にフォーカスし、データをまとめてみました。

(出典:厚生労働省 令和4年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(9月末現在)

2.全国地方別求人倍率

こちらは、全国の地方別と福島県について求人数・就職希望者数・求人倍率をまとめた表です。全国合計の求人倍率は3.29倍で、福島県は△0.95ポイントの2.34倍でした。また、東北地方だけでみると2.75倍で、福島県は東北合計よりも若干低めの倍率であったということが分かります。

 

全国地方別(令和4年9月末時点)

3.過去10年分の求人倍率推移

こちらは、全国の過去10年分の求人数、就職希望者数、求人倍率の推移をグラフにしたものです。就職希望者数が継続して減少しているのに対し、求人数は時勢に左右されながらも増加傾向にあり、高い求人倍率を記録し続けています。過去36年分で見ても、3倍を超えたのは令和5年3月末卒業年が初めてです。

4.採用成功するために必要なこと

今回の高い求人倍率や過去の倍率の推移を見ても分かる通り、今や求人を出すだけでは人材を確保するのは困難な時代です。「この企業で働いてみたい」と思ってもらい実際の応募・採用に繋げるためには、工夫を凝らした採用活動が必要となります。ここでは、求職者から選ばれる企業になるために役立つ3つのアクションをご紹介します。


① 未来を見据えた計画的な採用活動の実施

(関連コラム:採用戦略の立て方とは?立案に役立つ7つの基本ステップを紹介!

(関連コラム:人員計画とは?目的や策定の3つのメリット・デメリットを紹介


② 高校との積極的な関係作り

(関連コラム:高卒採用を成功させるための高校訪問のポイント3つを解説!

(関連コラム:選ばれる企業になるために高校訪問で先生と話すべき12のこと


③ 採用ツールによる自社PR力の補強

(関連コラム:高卒採用成功のカギはこれ!?おすすめ採用ツール5選!

(関連コラム:高校訪問で効果を発揮するツール5選!心得たいポイントも解説

5.まとめ

データは、高卒採用シーンの現状を知る上でもとても重要な情報です。状況に合わせた臨機応変な採用計画・戦略の立案のためにも、このような情報をこまめにチェックしておくことが大切ですね。

 

福島採用.comでは、高卒採用に関するデータレポートやお役立ちコラムの他、高卒採用活動に役立つ各種ツールの相談も随時受け付けています。「高卒採用がうまくいかない」「応募を獲得するためにはなにをしたらいい?」などのお悩みがありましたら、いつでも気軽にご相談ください。

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