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採用コラム

選ばれる企業になるために
高校訪問で先生と話すべき12のこと

高校訪問は高卒採用活動の中でも有用なアクションの一つですが、実際の訪問時に何をを話せばいいのか迷い有効に時間を使うことができなかったという採用担当者の方もいるのではないでしょうか?今回は、高校訪問で先生と話す際におすすめの話題を紹介します。

目 次​

1.はじめに

2.高校の先生と話すべき12の話題

3.まとめ

1.はじめに

高卒採用活動において、高校訪問は直接顔を合わせて自社の魅力知ってもらう絶好の機会です。それとと同時に、各高校の就職に対する取組みや傾向、現状などの情報を得ることもできます。企業担当者も先生も、忙しいスケジュールの合間を縫って取り付けたせっかくの面談の場ですから有意義な時間にして良好な関係性を築き、今後の高卒採用のための足場を固めていきたいところです。では、実際の訪問時にはどのような内容で話を進めたらいいのでしょうか?今回は、高校の先生と話すべき話題をご紹介します。

2.高校の先生と話すべき12の話題

高校訪問のタイミングは様々ではありますが、大きく分類すると「求人票の公開前か、公開後か」に分けられます。公開前は学校との関係性の構築をメインにし公開後はより具体的な自社の求人PRをするなど、訪問のタイミングに応じて話す内容を事前に決めておくと良いでしょう。以下、先生との面談時におすすめの13の対話内容を紹介します。

 

<求人票公開前>

① 高校側の情報収集

関係性の構築のためには、学校の現状や方針などの情報を得て相手をよく知ることが大切です。

・昨年の採用結果

・今年の就職活動者の人数

・生徒の希望業界・職種

・就活指導方針

などをヒアリングしましょう。

 

② 業界の将来性

安心して働き続けることができるのか、安定した社会人生活を送ることができるのかは、生徒はもちろん、その保護者も先生も皆が気になるところです。企業・業界の将来性をアピールすれば、「ここなら安心」という印象を与えることができます。

 

③ 地域との関わり

こちらも特に保護者にとって関心の高い話題です。地元での評判等が気になり先生に質問・相談するというケースも少なくないため、先生から保護者・生徒へしっかり情報を伝えてもらうためにも地域経済についてや地域との関わりについて話をしておきましょう。

 

④ OB・OGの様子

卒業生の活躍や就労の様子を伝えましょう。自校を巣立った生徒の姿を垣間見ることができますし、次の就活生へ応募先候補として勧るきっかけ作りにもなります。OB・OG同行で訪問し直接顔を見せ、自らの言葉で社会人生活についてや自社の魅力などを話してもらうのも効果的です

 

<求人票公開後>

⑤ 会社概要

自社を知ってもらう上で最も基本となる情報です。設立年や資本金、従業員数などは求人票に記載がありますので、求人票の補足となるような話ができればベストです。

 

⑥ 事業内容

こちらも基本的な情報のひとつです。自社の事業内容に希望職種・業界が近い生徒とのマッチングには欠かせない内容ですね。

⑦ 募集している職種の具体的な業務内容

例えば、製造ならどのようなものを作るのか、営業ならどういったものをどのような相手に売り込むのかなど、より具体的な業務内容を伝えるようにしましょう。

 

⑧ 求める人材像

より具体的な人材像を提示することがポイントです。

・精密機器の製造なので、細かい作業が得意

・データ集計や資料作成に必要なPCスキルがある人

など、業務内容とリンクさせて伝えるとイメージがしやすくなり、先生から生徒への推薦に繋がるチャンスがアップしますし、マッチング度もより高くなります。

 

⑨ 労働条件等

生徒が応募先を検討する際に特に重視しているポイントです。就業時間や休日に加え繁閑の波やそれに伴う残業時間、あれば変形労働時間制やローテーション制などを詳しく説明します。給与やその他待遇面についても、賞与の支給や福利厚生などをアピールして魅力付けをしましょう。

 

⑩ 必要な資格等(あれば)

入社前に取得していることが望ましい資格があれば伝えましょう。すでに取得済みか卒業までに取得予定の生徒がいれば、先生からの推薦の確立、応募の可能性がぐっと高まります。

 

⑪ 教育体制

求職者は社会人経験がほとんどない高校生ですので、本人はもちろん、保護者も先生も共通の懸念事項は「入社後社会人としてやっていけるのかどうか」ということです。教育体制についてや自社で行っている育成プログラムを伝えることで、「きちんと受け入れてくれる体制が整っている」と安心感を与えることができます。

 

⑫ 応募前職場見学情報

求人票にも実施するか否かを記載している欄はありますが、改めてPRしましょう。実施日時や実施内容が分かるようなチラシ等を準備しておくと先生から生徒への伝達もしやすく、参加してみたいと思ってもらえるきっかけにもなります。

3.まとめ

忙しい中、たくさんの求人票に目を通し企業からの訪問を受けている先生達ですから、今回紹介した話題も求人票をただなぞるだけにならないよう、事前に要点や伝えるべきことをまとめて的確にアピールすることが大切です。短時間で自社の魅力が伝わるような動画やパンフレットなどのツールを活用するのもおすすめです。これからの高卒採用活動に、本記事をぜひお役立てください。

 

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