目 次
1.はじめに
2.高校訪問の心得
3.高校訪問おすすめツール5選
4.まとめ
1.はじめに
2.高校訪問の心得
高校訪問実施に当たり、心得ておきたいことは次の3つです。これらを意識してしているかしていないかでも、効果には大きな差が生まれますので、ぜひ心に留めておいてくださいね。
① 訪問時期には2つのタイミングがある
高校訪問のタイミングは、大きく分類すると「求人票の公開前か、公開後か」に分けられます。求人票は、ハローワークにて毎年6月に申請受付が始まり、7月1日から一斉に公開されます。求人票公開前は、学校に関する情報収集や自社PRを主な目的として実施しましょう。公開後に訪問する場合は、自社PRに加えて求人票の補足や応募前職場見学のアピールを主軸にするのがおすすめです。
② 短時間でも印象に残る工夫を
対応してくれる学校の先生は、就職活動の他にも授業や授業外の業務などでとても多忙ですので、長時間の訪問は負担になるだけでなく、企業に対する印象も下がりかねません。短い滞在時間で、いかに自社を印象付けるか、自社に興味を持ってもらうかがカギとなります。
③ 継続的な訪問で信頼関係を築く
高卒採用において学校との関係性はとても重要です。折に触れてすることで高卒採用に対して意欲的に取り組んでいる優良企業であることを印象付けられると共に、業界や学校の現状について情報交換したり、OB・OGの活躍を伝えたり、先生と直接的なコミュニケーションを重ねることで、確かな信頼関係を構築していくことができます。
3.高校訪問おすすめツール5選
前述したポイントを抑えてより効果的な訪問にするためには、様々な採用ツールが欠かせません。ここでは、特におすすめのツールを5つ紹介します。高校を訪問する際に使えるように、余裕を持って事前に準備を進めておきましょう。
① 求人票
採用の条件など求人に関する基本的な情報が掲載されている、高卒採用には欠かせない大切な書類です。先生や生徒は応募の要否を決定する際に必ず目を通すものですので、公開日の7月1日以降に訪問する場合は忘れずに持参しましょう。
② 採用パンフレット
会社のリアルな姿を視覚的に伝えることに適したツールです。会社の外観・内観、経営者や現場で働く社員の様子などを写真付きで見せることで、入社後の働く姿をより具体的にイメージすることができ、また、文字だけの求人票や言葉での説明では伝わりにくい情報の補完にも役立ちます。求職者のニーズに合わせて、通常の会社案内とは別に採用に特化したパンフレットを準備するとより効果的です。印象的なキャッチコピーやレイアウトを取り入れ、「記憶に残る企業」となるよう工夫してみましょう。
(関連コラム:採用パンフレットとは?会社案内との違いや制作の3大ポイントを解説)
③ 動画
映像以外にも、文字や音楽・効果音を使うことで短時間に多くの情報を盛り込むことができるツールで、自社PRでは特に高い効果を発揮します。訪問時に使用するものは、あまり動画の長さが長くならないよう、1分~2分程度の尺での作成がベストです。社員同士が交流している様子や現場の活気ある雰囲気などを見せれば、より好印象を残すことができます。
(関連コラム:今注目の会社説明動画とは?おすすめ掲載コンテンツ5選も解説!)
④ 応募前職場見学のチラシ
求職者である生徒との直接のやり取りができない高卒採用において、応募前職場見学は、生徒と直接コミュニケーションをとることができる貴重な機会です。求人票にも実施スケジュールを記載する欄はありますが、それとは別にチラシを作ることで見学会を確実にアピールし、生徒自身の目で見て興味や理解を深めてもらうチャンスを作りましょう。
⑤ 自社製品
自社製品は、どのようなことを行っている企業なのかを知ってもらうための、とてもシンプルで分かりやすいツールとなります。高校訪問時に持参できるような製品があればぜひ持っていき、先生自身の目で見て、触れてもらい、興味関心を引くツールとして活用してみてはいかがでしょうか。
4.まとめ
高校訪問では、訪問のタイミングに合わせて先生と話す内容を考えることや、限られた面談時間の中でいかに自社の採用活動をPRするかが重要です。今回ご紹介したツールを上手に活用して、先生の記憶に残り、そして、採用・求職活動で互いに協力し合える良好な関係性を築き、これからの高卒採用戦線を勝ち抜いていきましょう。
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