高校訪問は、高卒採用活動の中でも特に重要なアクションの一つです。「事前にアポイントは取るべき?」「連絡ってどうすればいいの?」などのお悩みをお持ちの方に向けて、今回は高校訪問のアポイントの取り方と、実際の電話で使えるトークスクリプトを紹介します。
目 次
1.はじめに
2.高校訪問のアポイントの取り方
3.アポイント電話で使えるトークスクリプト
4.まとめ
1.はじめに
求人票が解禁される7月から、本格的な高卒採用活動が始まります。採用活動の中でも高校訪問は、学校の進路指導担当者と直接顔を合わせて自社の魅力を伝えたり求人のPRをしたりできる絶好の機会のため、積極的に実施する企業が多くあります。高校訪問を行うにはまずターゲットとする企業を選定した上で訪問が可能であるか、いつ訪問すればよいかを確認するためにアポイントの連絡をする必要があります。今回は、アポイントを取るポイントと、実際のアポイント電話で使えるトークスクリプトを紹介します。
2.高校訪問のアポイントの取り方
アポイントなしでの訪問は、信用・信頼の損失にも繋がりかねません。高校訪問を行う際には、事前に電話連絡をするなどしてアポイントを取るよう心がけましょう。アポイントを取る際に意識するべきポイントは、以下の4つです。
① 進路指導担当の先生にアポイントを取る
高校生の就職活動を統括してる進路指導担当者に直接アポイントを取ることが大切です。「進路指導部長」もしくは「進路指導主事」の先生に繋げてもらうのがベストです。
② 繋がりやすい時間帯を考慮して電話をかける
アポイントの対象が学校の先生ですので、授業や忙しい時間帯は電話対応が難しくなかなか繋がることができません。先方の予定なども考慮した上で連絡をすればアポイントの取得がよりスムーズになります。全日制高校の場合は勤務時間が9時半~16時頃が一般的で、10~11時が特に繋がりやすい時間帯です。定時制高校は、午後~夜の勤務が多いので14時~16時がより繋がりやすい時間帯と言われています。
③ 伝えるべき事項を簡潔に伝える
アポイントの電話口で最低限伝えるべき事項は、以下の3つです。
・会社名
・事業内容
・訪問の目的(求人票を持ってあいさつに伺いたい 等)
他にも、本社の所在、アポイント先の高校があるエリアに支店等がある場合はそのことについても軽く触れるのもよいでしょう。
④ 訪問時期を見据えた早目の連絡を心がける
高卒採用の求人票は例年7月1日に提出が解禁されますので、解禁日からあまり日が経たないうちに高校訪問を実施して求人をPRしたいところです。7月は他企業の対応も重なり進路指導部長の先生にとっては非常に多忙な時期となるため、6月初旬頃にはアポイントの連絡をするのがおすすめです。採用活動をスムーズに進行するためにも、年間スケジュールを立てるなどして早めに行動できるように準備しておきましょう。
3.アポイント電話で使えるトークスクリプト
高卒採用の成功には、信用・信頼を得て学校と良い関係を築くことが大切です。学校とのファーストコンタクトである電話口では、良い印象を持ってもらえるよう明るく丁寧な口調を心がけ、要点を簡潔に伝えるようにしましょう。電話でのアポイント取りの際に使えるトークスクリプトを紹介しますので、ぜひご参照ください。
4.まとめ
学生に直接アプローチすることが禁止されている高卒採用だからこそ、学校や先生との良好な関係をいかに築くことができるかどうかは採用成功の大きな分かれ道です。ポイントを押さえてスムーズに高校訪問のアポイントを取ることができれば、より良い高卒採用活動のスタートダッシュを切ることができ、実際の訪問の際にも円滑なコミュニケーションに役立ちます。高校訪問を検討している企業担当者の方は、ぜひ本記事を参考に事前準備を進めてください。
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