若手人材の採用難の昨今、実際に高卒採用を成功させている企業はいったいどのような取り組みを行っているのでしょうか?今回は、高卒採用を成功させるために必要な要素と、ツール活用による採用成功事例を紹介します。
目 次
1.はじめに
2.高卒採用を成功させるためにすべき3つのこと
3.3つの「すべきこと」を叶えるツールとは?
4.COURSEを活用した高卒採用事例
5.まとめ
1.はじめに
売り手市場による採用競争の激化、少子高齢化による若手の人材確保の難化など、企業にとって厳しい採用市場の中で、高卒採用に参入したり採用活動を強化したりしている企業は増えています。独自のスケジュールやルールがあり、大卒や中途採用とはまた違った特徴を持つ高卒採用を成功させるためには、何が必要なのでしょうか?そして、実際に成功している企業はどのような取り組みを行っているのでしょうか?今回は、高卒採用成功に必要なアクションと、おすすめツールを実際に活用した企業の採用成功事例をご紹介します。
2.高卒採用を成功させるためにすべきこと
高卒採用を成功させるためには、採用活動の中でどのようなアクションを起こすべきなのでしょうか?以下、3つのすべきことを解説します。
① 採用ツールを積極的に活用する
高卒採用の求人募集はハローワークの求人票を使用します。求人票は文字のみの記載で統一のフォーマットのため、他社との差別化が難しい媒体です。そこで活用したいのが、求人票以外の採用ツールです。採用向けに作成したパンフレットや高卒者向けの就活情報を専門に扱っている広告媒体などを使えば、写真を使用して会社の雰囲気を伝えたり先輩社員のインタビュー記事を載せたりとPRの幅が広がり、自社の魅力や強みを自由に表現できて他社との差別化を図ることができます。
(関連コラム:高校訪問で効果を発揮するツール5選!心得たいポイントも解説)
② 高校・先生との関係を作る
高卒採用には、採用活動における連絡等は必ず学校の先生を介するというルールがあります。そのため、学校と良好な関係性を構築することは高卒採用においてとても重要です。求人票の提出や選考のタイミングなど、折を見て学校訪問などで担当の先生と直接コミュニケーションを取ることで、自社PRになるだけでなく高卒採用に対して意欲的に取り組んでいる企業であることを印象付けることができます。信頼度が高まれば生徒へ斡旋してもらえる可能性もアップし、より良い人材に出会えるチャンスが増えるのです。
(関連コラム:高卒採用を成功させるための高校訪問のポイント3つを解説!)
(関連コラム:選ばれる企業になるために高校訪問で先生と話すべき12のこと)
③ 継続的に活動する
採用ツールを使ったPR活動も高校との関係の構築も、すぐに効果が出るわけではありません。実践とフィードバックを繰り返しながら継続してアクションを起こしていくことで、自社の認知度アップや高校からのコンスタントな斡旋、採用活動の効率化など様々なプラスの効果が生まれてきます。先を見据えた長期的な採用プランを立てることが大切です。
3.3つの「すべきこと」を叶えるツールとは?
昨今の採用・就職活動の多様化に合わせ様々な採用ツールが出てきていますが、ここでは、高卒採用成功に不可欠な3つのアクションである「採用ツールの活用」「高校との関係作り」「継続的な活動」を叶えることができるツール「COURSE」を紹介します。「COURSE」は、企業と高校生を繋ぐ、高校生向けの就職応援メディアです。企業紹介本は福島県内の県北・相双地区30校、県中・県南地区34校に配布され、動画掲載も可能なWEB版も展開しています。「COURSE」には、以下の3つの特徴があります。
① 地元の高校生に手渡し配布する企業紹介本で確実に情報を届ける
企業紹介本では、求人票のみでは伝えることが難しい
・経営者の想い
・先輩社員のリアルな声
・現場の様子
など、高校生が知りたい情報を、写真を効果的に使用したカラフルな誌面で分かりやすく伝えることができます。
② 自社だけの個別ページをWeb上に掲載できる
WEB版では、インターンシップや職場見学の情報など、企業紹介本だけでは伝えきれなかった情報をWeb上で発信することができます。スマホからの閲覧も可能ですので、日常的にスマホで情報取集を行うデジタルネイティブ世代の高校生へのアプローチにも最適です。
③ 高卒採用を成功に導くサポートを受けられる
高校生向けの企業説明会の開催や、掲載した地元企業様向けの採用勉強会を企画・開催するなど、情報掲載だけにとどまらず、高卒採用を成功させるための様々なサポートも実施しています。高卒採用の進め方や自社に合った採用ツールの提案なども行っています。
県内の高校で直接配布される冊子ですので、COURSE掲載企業であると先生・生徒に認知してもらえるだけでなく、高校訪問が難しい学校にももれなくPRすることが可能です。そして、冊子・Webへの継続的な掲載により学校との繋がりや高卒採用のノウハウを強固なものにしていくことができるのです。
4.高卒採用ツール「COURSE」を活用した高卒採用成功事例
高卒採用で使えるおすすめツール「COURSE」を活用した採用成功事例を紹介します。
<CASE.1>
『継続掲載することで、採用の実績に繋がってきていると思います。』
株式会社サン・ベンディング福島 様
「COURSE」を見て、会社見学に来た学生さんも数名いました。
採用が決まった学生さんもいらっしゃいます。
「COURSE」は会社の仕事内容や現場の雰囲気が分かりやすいと好評を得ています。
継続掲載することで、採用の実績に繋がってきていると思います。
(この企業のCOURSE Webページはこちら)
<CASE.2>
『抜粋パンフレットを活用して何度も学校へ訪問しています。』
石英理研株式会社 様
創刊号のときからお世話になっており、それまでは中々採用できていなかったが、毎年掲載して抜粋版パンフレットも活用しながら何度も学校へ訪問しました。
今では複数の高校から多くの人数を採用出来るようになりました。
(この企業のCOURSE Webページはこちら)
<CASE.3>
『効果が出ていることが実感できます。コースに掲載して良かったと思っています。』
ジーエルサイエンス株式会社 様
応募前職場見学や、企業説明会に来てくれた生徒さんに「これ見てますか?」とコース冊子を見せて聞くと、全員ではないですが、「見てます」という答えがたくさん返ってきます。
効果が出ていることが実感できます。
コースに掲載して良かったと思っています。
5.まとめ
少子高齢化に伴い若手人材の採用シーンは年々厳しくなってきており、高卒採用の求人票を出すだけでは採用を成功することが難しい時代です。今回事例として紹介した企業はそれぞれ、3つのアクションが叶うCOURSEというツールを上手に活用し、自社の採用力の強化や人材採用に成功しています。ぜひ、自社に合った採用活動の方法やツールを見つけて若手人材の獲得にお役立てください!
福島採用.comでは、採用に関するお役立ちコラムの他、COURSEを始め採用活動で使える各種ツールのご相談も随時受け付けております。「求人を出しても応募が来ない」「高校生に効果的にアプローチする方法がわからない」などのお悩みがありましたら、いつでも気軽にご連絡ください。