
去る2026年2月12日、福島県初の体験型合同企業説明会「COURSE EXPO」を開催いたしました。46社の企業と高校生約350名が参加し、満足度88.6%、高校生の進路意識にも前向きな変化が見られた当日の様子をご紹介します。
目 次
1.はじめに
2.開催概要
3.イベント当日の様子
4.アンケート結果から見えた成果
5.まとめ
1.はじめに
2026年2月12日(木)、帝京安積高等学校にて、福島県初となる体験型合同企業説明会「COURSE EXPO」を開催いたしました。当日は県内外の企業・団体46社が出展し、高校1年生約350名が参加。各ブースで実際の仕事に触れながら、地元企業の魅力や働くことの面白さを体感できる機会となりました。参加企業アンケートでは88.6%が満足と回答し、生徒アンケートでも約6割が進路選択に前向きな変化があったと答えるなど、大きな成果が見られました。
また、当日の様子に加え、生徒・先生・参加企業の方へのインタビューを収めた動画も公開しています。会場の雰囲気をより感じていただけますので、ぜひあわせてご覧ください。
当日のダイジェスト動画はこちら
2.開催概要
従来の合同企業説明会は、着席して企業説明を聞く形式が一般的でしたが、今回のCOURSE EXPOは、「聞く」から「体験する」へをテーマに、実際の仕事道具や業務の一部を体験できる形式で開催しました。会場となった帝京安積高等学校のメインアリーナには、重機や自動車部品、建築資材、調理器具など、各企業が持ち込んだ本物の仕事道具が並び、生徒たちは社員の方々とコミュニケーションを取りながら、地元企業の技術力や仕事の魅力に触れていました。
【開催概要】
・開催日時:2026年2月12日(木)13:20~15:00
・開催場所:帝京安積高等学校 メインアリーナ
・参加対象:帝京安積高等学校 1年生 約350名
・参加企業:県内外の企業・団体 46社

会場内は、生徒たちが実際に手を動かしながら企業理解を深める熱気に包まれ、これまでの説明会とは異なる新しいキャリア教育の形を感じられる場となりました。
3.イベント当日の様子
当日は、建設、製造、サービス、医療、公務など、多様な業種の企業が出展しました。各ブースでは、仕事内容をただ説明するだけではなく、参加生徒が作業の一部を体験できる工夫が凝らされており、企業ごとの特色が伝わる内容となりました。生徒たちは、普段は接点の少ない地元企業の方々と直接話しながら、「どんな人が働いているのか」「どんな仕事をしているのか」を具体的に知ることができました。



また、企業と生徒の名刺交換タイムも好評で、体験前にコミュニケーションを取ることでアイスブレイクとなり、より積極的にブースへ参加しやすい雰囲気づくりにつながりました。さらに、割り振りによって全員が必ず各ブースを訪れる仕組みがあったことで、企業側にとっても、生徒一人ひとりに自社や業界の魅力を届けやすい場になりました。
参加企業からは、
「高校生が素直で反応が良く、説明のしがいがあった」
「実際に触れてもらうことで仕事の魅力が伝わりやすかった」
「1年生の段階から自社を認知してもらえる貴重な機会だった」
といった声も寄せられ、体験型ならではの手応えが感じられました。
4.アンケート結果から見えた成果
今回のイベントでは、参加企業・参加生徒の双方にアンケートを実施しました。
まず、出展企業(有効回答35社)への事後アンケートでは、
大変満足…10社
満足…21社
となり、合計で88.6%が満足と回答しました。また、出展する価値についても、85.7%が「非常に価値がある」「価値がある」と回答しており、体験型イベントの有効性がうかがえる結果となりました。企業が感じた成果としては、
1位:生徒に仕事の魅力を伝えることができた
2位:自社や業界の認知向上につながった
3位:将来の採用につながる可能性を感じた
が上位に挙がっています。
一方、参加生徒(有効回答309名)へのアンケートでは、企業が提供する体験ブースに対して約88%が「とても楽しかった・興味が湧いた」と回答しました。さらに、「参加してみて、働いてみたい職種や企業に変化はありましたか?」という問いに対して、約6割の生徒が候補が増えたと答えており、進路の選択肢を広げる機会になったことが分かりました。
高校生が企業を選ぶポイントとしては、
1位:職場の雰囲気
2位:仕事内容
3位:給与・待遇
という結果となり、給与面だけでなく、実際の職場の空気感や仕事の中身を知りたいという意識の高さが見えてきました。これは、体験を通じて企業理解を深める今回のイベントの意義を裏づける結果でもあります。
生徒からは、
「普段よく見るものが福島で作られていることに驚いた」
「思っていたより堅苦しくなく、企業の皆さんがすごく明るく接してくださって楽しかった」
「あまり知らなかった業界だが、今回を通して仕事の魅力や楽しさを知ることができた」
「高校卒業後は進学するつもりですが、『働くこと』が楽しみになってきた」
といった前向きな感想が多く寄せられました。
特に印象的だったのは、体験を通じて“憧れ”と“現実”の違いに気づけたという声です。ある生徒は、以前から憧れていた職業について、実際に業務の一部を体験したことで「自分には適性が低いかもしれない」と感じたと回答しました。これは一見ネガティブに見えるかもしれませんが、就職前に仕事内容とのミスマッチを防ぐという観点では非常に大きな教育効果があったと言えます。高校1年生という早い段階で、自分の将来についてより広く、真剣に考えるきっかけになったことは、本イベントの重要な成果の一つです。
また、本イベントは福島県初の体験型合同企業説明会としてメディアからも注目を集め、当日は福島テレビ(FTV)の取材が入りました。夕方のニュース番組「テレポートプラス」で会場の様子が放映されたほか、福島民報新聞社、福島民友新聞社でも紹介していただきました。
5.まとめ
今回のCOURSE EXPOは、生徒にとっては地元企業の魅力や仕事のリアルに触れる貴重な機会となり、企業にとっては高校生へ自社や業界を知ってもらう有意義な場となりました。参加企業の高い満足度と、生徒の進路意識の前向きな変化からも、体験型合同企業説明会の有効性が確認できたと感じています。
第1回開催の成果と反響を受け、第2回 COURSE EXPOの企画も進行中です。次回以降は、より安定した運営体制を目指し、出展企業様からの協賛も募りながら、県内のキャリア教育と地元定着のさらなる推進につなげていく予定です。株式会社クサカ印刷所は、これからも地元・福島の企業と若者をつなぐ架け橋として、地域社会の発展に貢献してまいります。
「COURSE EXPOに出展してみたい」「COURSEってなに?」など、本イベントが少しでも気になる採用後担当者の方がいらっしゃいましたら、いつでも気軽にお問い合わせください。




