SNSでの採用PRには、動画の活用がおすすめです。「SNSを活用したいけどやり方が分からない」「採用動画を作ったからより多くに人に見てもらいたい」という採用担当者の方は、ぜひ本記事をご一読ください!
目 次
1.はじめに
2.SNS×動画が効果的な理由
3.目的別おすすめ動画スタイル5選
4.まとめ
1.はじめに
近年、様々な企業がSNSアカウントを取得して採用PRやコミュニケーションに活用しています。しかし中には、「採用でどのようにSNSを使えばいいの?」「アカウントは持っているけど期待していた効果は得られていない」などの悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?SNSでの採用活動には、動画の活用が実は効果的なのです。今回は、SNSと採用動画の相性が良い理由や、採用活動の目的別おすすめ動画スタイルを紹介します。
2.SNS×動画が効果的な理由
YouTubeやX(旧Twitter)、Instagramなどに代表されるSNS(ソーシャルネットワークサービス)は、特にデジタルネイティブ世代の求職者へのアプローチに最適なツールです。彼らは、SNSを日常のコミュニケーションツールとして活用し、また、動画コンテンツに慣れ親しんでいるという特徴があります。また、SNSのほとんどはデフォルトで動画投稿の機能を備えており、手軽に動画で情報を発信できるのも強みです。SNSで投稿した動画は、Webサイトなどで発信する情報よりもリアリティがあり親近感を覚えやすく、「面白そうな会社だな」「ここなら自分の個性を生かして働くことができるかも」とポジティブな印象を与えることができます。SNSと採用動画は、自社の情報を広く発信して知名度を上げると共に興味・関心を引くことができる好相性な組み合わせなのです。
(関連コラム:SNS採用で採用力アップ!活用方法や期待される5つの効果とは?)
3.目的別おすすめ動画スタイル5選
① ブランディング
おすすめスタイル:採用コンセプトムービー
動画形式:横長動画
動画の長さ:1~3分
採用コンセプトとは、採用活動の軸となるテーマや方針です。企業の想いや目指していることなどを伝えることで、自社がどのような会社なのか、どのような人材を求めているかが求職者に伝わりやすく採用ブランディングに効果的です。長くても3分以内におさめつつ、コンセプトに合わせた色味や音楽を使って自社の想いをしっかりと伝えられる動画を心がけましょう。
② 理解度を深める
おすすめスタイル:仕事紹介動画
動画形式:横長動画
動画の長さ:3~8分
若手社員の密着動画など、社員の一日の業務の流れを見せながら仕事内容を紹介するスタイルがおすすめです。視聴者は、仕事内容への理解が深まるだけでなく、社内の雰囲気を疑似体験することができ、入社後のミスマッチを軽減し早期離職の軽減も期待できます。出演者の人柄に共感したり、社内でのコミュニケーションの様子に興味を楽しんでもらったりすることで、SNSのシェア機能でより多くの人に情報を拡散してもらう事も期待できます。
③ 母集団形成
おすすめスタイル:ブランドイメージ動画
動画形式:横長動画・縦長動画
動画の長さ:30秒~2分
母集団形成の最も大きな課題は、
・求職者に認知されること
・自社に興味・関心を持ってもらうこと
の2つです。多くの情報を一つの動画に詰め込まずに、理念やビジョン、伝えたいメッセージに絞り「うちはこんな会社です」と名刺代わりになるようなシンプルかつ個性的な構成がより効果的です。「こういう会社があるのか」「面白そうな会社だな」と、求職者からの認知・興味をしっかりと獲得することができます。気軽に見られて視聴維持率・完全視聴率が高いショートムービーなら、求職者の記憶にも残りやすく拡散力の高いSNSとの相性も抜群です。
④ イベント告知
おすすめスタイル:告知スライド+α
動画形式:横長動画・縦長動画
動画の長さ:1~3分
インターンシップや会社説明会他、自社が開催・参加する採用イベントの告知を行う動画です。開催日時や場所、応募方法など、文字ベースで伝える情報はスライド形式を用いることが多いですが、イベントの内容やより強くアピールしたいポイントは、アニメーションや実写で動きを付けて、印象的な音楽やサウンドエフェクトを活用して記憶に残る構成を意識しましょう。イベント告知動画は、広告動画の部類に入ります。動画の長さはより短い方が、視聴者の離脱率が少なく期待する効果が得られる可能性が高まりますが、伝えたい情報の量によっては2分を越えるものも許容範囲ではあります。
⑤ 潜在層へのアプローチ
おすすめスタイル:ショート動画
動画形式:縦長動画
動画の長さ:15秒~1分
まだ就職や転職を意識していない潜在層へのアプローチには、
・幅広い範囲に拡散できる
・目にする機会が多い
・強いインパクトを与えることができる
上記3つの要素をクリアできるショート動画スタイルがおすすめです。SNSへの投稿で認知度を広げ、繰り返しの視聴と強いインパクトで見た人の記憶に残ることで、彼らが就職・転職を考えたときに自社を想起し応募先の候補として上げてもらえる可能性がぐっと高まります。
(関連コラム:採用動画の効果を最大に引き出す“構成”とは?4つのステップを解説)
(関連コラム:時代は縦型動画!採用で縦型動画を使う5つのメリットとは?)
4.まとめ
ターゲットやコンセプトがしっかりしていて、かつ、求職者の目線・ニーズに合わせた動画は、きっと見た人の心を掴み、「興味深い事業に取り組んでいる」「知名度は低いのに、こんなにすごい会社があったのか」「この会社の社員が面白い」と、様々な角度から自社に興味・関心を持ってくれるでしょう。思わず他の人にシェアしたくなるような魅力的な動画を作り、SNSの拡散力を利用してより多くの人に自社をアピールしていきましょう!
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