2023年12月の福島県全体の月間有効求人倍率は1.48倍で、前月比+0.02ポイント、前年同月比△0.13ポイントです。前月比では微増、前年同月比では減少しました。例年通り、初夏からの増加傾向は継続中です。
目 次
1.月間有効求人倍率
2.新規有効求人倍率
3.まとめ
1.月間有効求人倍率
<2023年12月のポイント>
福島県全体の月間有効求人倍率は1.48倍で、前月比+0.02ポイント、前年同月比△0.13ポイントです。2023年1年間を通してみると、1月の1.60ポイント、2月の1.52ポイントに次いで3番目に高い倍率です。しかし、例年1月から減少傾向に移るため、ここからは売り手市場が緩和されていくことが予想されます。エリア別では、会津以外が微増しており、もっとも高いエリアは相双で1.69ポイントです。
2.新規有効求人倍率
<2023年12月のポイント>
福島県全体の新規有効求人倍率は2.35倍で、前月比+0.16ポイント、前年同月比△0.66ポイントです。前月比で求人数が1.7%(218件)増加、求職者数は5.4%(313人)減少です。特に相双エリアは前月比+1.10ポイントと大きく増えており、他エリアと比べ売り手市場の傾向が強くなりました。
(参考:福島労働局 公共職業安定所業務取扱月報 ※有効求人倍率は原数値で記載)
まとめ
2023年12月の求人倍率は、月間・新規ともに増加となりました。県内全体のデータは昨年よりも数値が低い傾向が続いているものの、エリア毎で求人倍率に差が出ており、特に相双エリアは月間・新規共に5つのエリアでは一番高い数値となっています。全体の傾向はもちろんですが、自社が求人を出すエリアにもしっかり注目して、今後の採用計画に役立てていくことが大切ですね。
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