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採用コラム

時代は縦型動画!採用で縦型
動画を使う5つのメリットとは?

若い世代を中心に、求職活動の情報収集ツールとしてスマートフォンの使用率が高まっています。今回は、スマートフォンユーザー間で流行りの縦型動画についてのお話です。採用活動で縦型動画を使うメリットとは?

目 次​

1.はじめに

2.縦型動画の2つの特徴

3.採用で縦型動画を使う5つのメリット

4.縦型動画の2つデメリット

5.効果的な縦型動画を作るコツ

6.まとめ

1.はじめに

昨今、ネットワーク環境の普及により、求職者の仕事探しはネットでの情報収集が主流となっており、その流れに対応すべく、企業紹介動画などを作成してWebコンテンツやSNSで発信する企業が増えています。動画コンテンツと言えば横長のディスプレイで視聴する形式を想定しがちですが、新卒者を始めとする若い世代の求職者は、PCは持たずスマートフォンを主なネットツールとして使用する人が多く、気軽に視聴できる縦型動画の方が需要がより高いということをご存じですか?今回は、縦型動画の特徴や、採用活動で使う際のメリット・デメリットなどについて詳しく解説します。

2.縦型動画の2つの特徴

縦型動画には、どのような特徴があるのでしょうか?以下、2つの特徴を紹介します。

 

① スマートフォンの向きを変えずに視聴できる

よくある横型動画は縦横の比率が9:16なのに対し、縦型動画は縦:横が16:9です。スマートフォンのディスプレイも同様の比率で作られているため、縦型動画はスマートフォンの向きを変えることなくフルスクリーンで動画を視聴することができます。「わざわざスマホを横に向ける」という作業を行う必要がないため、視聴ハードルがグッと下がります。

 

② フルスクリーンで没入感を感じやすい

画面サイズが大きいほど、動画から感じる臨場感はアップします。スマートフォンの向きを変えずに横向き動画を視聴する場合と比べると、縦型動画は画面サイズが300%上がると言われており、動画への没入感をより感じやすくなるという効果を持っています。

3.採用で縦型動画を使う5つのメリット

独自の特徴を持つ縦型動画ですが、ここでは、採用で縦型動画を使う5つのメリットを解説します。

 

① 低コストで作成できる

手持ちのスマートフォンで撮影が可能で、また、動画の尺が短いため編集にも時間がかかりません。出演する側も作成する側も、どちらもほんの少しの空いた時間で撮影・作成ができるため、新たな機材や編集ソフトの購入、過剰な人件費など、採用コストを抑えて作成することができます。

 

② 視認性が高い

フルスクリーン表示のため、動画内のテキストが読みやすい、動画の細部が見やすいなど、視認性の高さがメリットの一つです。経営者や社員のインタビュー動画にテロップ表示を入れたり、製品紹介をしたり、その動画で伝えたいメッセージや情報を明確に認識させることが可能です。また、SNSのタイムラインでは横型よりも縦型の動画の方が大きく表示されますので、他の投稿に埋もれずより多くのユーザーに視聴してもらえるチャンスを作ることができます。

 

③ 視聴維持率・完全視聴率が高い

大きなインパクトと没入感から、「もっと見たい」「もう少し続けてみてみよう」という心理を生み出し、視聴維持率が高まります。また、動画の尺が短く、ユーザーが知りたい情報にすぐたどり着くことができるため、途中で飽きられることなく最後まで視聴してもらえる確率がアップします。伝えたい情報をすべて見てもらえれば、自社への興味や理解度もより深まり、母集団の形成や応募時・採用時のミスマッチの軽減にも繋がります。

 

④ SNSとの相性が良い

採用活動にSNSを活用している企業も多いと思います。以下は、縦型での動画視聴を想定した主なSNS・動画プラットフォームです。

・TikTok

・Instagram(ストーリーズ、リール)

・Youtube Shorts

どれもZ世代を中心に人気があり、ユーザー数も拡散力も強力な媒体です。自社アカウントを作成して継続的に動画を投稿するだけでなく、縦型動画広告としてこれらのSNSで広告を流すことでも活用することができます。これらのSNSのユーザーより年齢層が高めのユーザーをターゲットとする場合は、Facebookのストーリーズ機能もおすすめです。また、幅広いユーザー層のTwitterは、現在は縦型動画に特化した機能はないものの、画面占有率によりタイムライン上で投稿の視認性がアップしますので、様々な層へのアピールが可能になります。

 

⑤ エンゲージメント率が高まる

エンゲージメント率とは、

・コンテンツをクリックする

・動画を再生する

・高評価(いいね)をつける

・コメントする

・シェアする

など、その動画や投稿に対してアクションを起こしたユーザーの割合です。尺の短さ、視聴ハードルの低さ、インパクトの大きさなどの縦型動画の特性から、スキマ時間で手軽に視聴できエンゲージメント率が高くなる傾向があるのです。コメントやメッセージを送ってくれた求職者とはDM機能などで手軽にコンタクトを取ることができるので、応募者獲得のチャンスを拡大できるのも魅力です。

4.縦型動画の2つのデメリット

様々なメリットがある縦型動画ですが、デメリットはあるのでしょうか?次の2つのデメリットが考えられます。

 

① PCからは視聴しにくい

スマートフォンからの視聴を想定しているタイプの動画のため、PCからの視聴の場合、ディスプレイが横長のため縦型動画は視聴しにくいというデメリットがあります。届けたいターゲットによって、動画視聴に利用するデバイスがPCよりもスマートフォンの割合が多い場合に有効となる手法であることを念頭に置いて活用しましょう。

 

② 伝えたい内容によって向き不向きがある

・広大な敷地や広い社屋をアピールしたい

・長めの尺でじっくりメッセージを伝えたい

など、伝えたい・魅せたい内容によっては、縦型動画が持つ強みを上手く生かすことができない場合があります。また、短い尺でインパクトを持たせる構成から、カジュアルで距離感の近い印象を与える事には長けているものの、重厚なメッセージや厳かな雰囲気を伝えたい場合は少しテクニックが必要となる可能性もあります。

5.効果的な縦型動画を作るコツ

より効果的で求職者にアピールできる縦型動画を作るために、次の2つのポイントを抑えて作成しましょう。

 

① 冒頭で興味を引く構成にする

スキマ時間で手軽に視聴できるため、流し見される傾向もあります。動画冒頭の3秒以内でグッと惹きつけるような内容を意識して作成することが大切です。画面に表示された瞬間に「おっ?」と目が留まり、もう少し見てみたいという気持ちを起こさせることで、次の動画へ移る手を止め視聴を継続させることができます。

・結論を冒頭へ持ってくる

・答えを知りたくなるような疑問・質問を投げかける

など、最後まで見たくなる動画がどのような構成になっているかを調べて真似てみるのも効果的です。

 

② 動画の長さは1分前後

動画を使用する媒体によって効果的な動画の長さは若干変わりますが、基本的には1分前後にまとめるのがおすすめです。数秒から数十秒程度で手軽に視聴できるショート動画が流行っており、それらはユーザーのニーズでもあります。ニーズに合わせた尺の動画を作成しすることで、完全視聴率やエンゲージメント率のさらなるアップが期待できます。以下、主なSNSで縦型動画を投稿可能な最長時間とファイルサイズを表にまとめましたので参考にお使いください。

6.まとめ

縦型動画のメリットや作成のコツについてお分かりいただけたでしょうか?求職者に伝えたいメッセージや自社の魅力を表現・発信するツールとして上手に活用すれば、知名度の向上や自社のファンの獲得など、様々な効果を得られるはずです。本記事を参考に、採用活動の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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