今、採用動画を作っている企業が増えています。魅力的で目を引く動画はたくさんありますが、それらすべてに共通していること、それは実は“構成がしっかり練られていること”なんです。今回は、“構成”を固めるための4つのステップについてお話します。
目 次
2.採用サイトにおける代表メッセージの2つの役割
3.好印象を与える代表メッセージ作成の3つのポイント
4.まとめ1.はじめに
採用難が叫ばれている昨今、採用人数の確保や優秀な人材採用のため、様々な採用ツールを導入している企業は多いと思います。中でも採用サイトは、デジタルネイティブが増えてきている現代にマッチした情報発信手段として注目を浴びています。サイトを構成するコンテンツの一つとして、社長など企業の代表者自らが登場する「代表メッセージ」を取り入れているサイトはたくさんありますが、代表メッセージならではの役割や魅せ方があるのはご存じでしょうか今回は、代表メッセージの主な役割と魅力的なコンテンツに仕上げるためのポイントについてお話します。
(関連コラム:これさえ押さえれば失敗しない!採用サイト必須コンテンツ9選)
2.採用サイトにおける代表メッセージの2つの役割
採用サイトにおいて、代表メッセージとはどのような位置付けのコンテンツなのでしょうか?代表自身が登場し、求職者にメッセージを伝えることには、主に以下のような役割が存在します。
① ビジョンや理念を伝え共感を得る
企業理念やビジョンは、企業の姿勢を表す重要な情報です。単なる文章のみで伝えるよりも、代表自らが語ることで、説得力が増しより多くの共感を得ることができます。その上で「この人の下で働いてみたい」「この人が代表を務める企業に興味がある」と、求職者の心を掴むきっかけ作りにも活かしたいところです。
② 応募者の質を上げる
採用サイトにて代表メッセージに目を通して応募してくる求職者は、企業に対してより深い共感を覚え、企業に対する理解度も深まっています。求職者がやりたいことや目指していることと、企業側が求める人材像のマッチ度が高まり、応募者の質の向上が期待できます。また、求職者は自らに求められている働き方や目指すべきものがより具体的になるので、入社後のミスマッチを軽減し早期離職の防止にも繋がります。
3.好印象を与える代表メッセージ作成の3つのポイント
企業の代表への印象は、企業の印象に直結するといっても過言ではありません。他社にはない魅力を伝えて訴求力を高め効果を出すためにも、より好印象で記憶に残るコンテンツを目指しましょう。以下、好印象を与えるため作成のコツを3つ紹介します。
① 代表の“顔”が見える
文章のみのメッセージよりも、写真を活用して姿や表情を見せた方がより好印象を与えます。インタビューを受けている風の写真にして想いを語る生き生きとした表情を見せたり、カメラ目線のにこやかなショットで求職者に対するウェルカムの姿勢を感じさせたり、伝えたい内容や雰囲気に合わせて使う写真使い分けると、サイトを訪れた人の心をより引き付けるコンテンツに仕上がります。
② 人柄が垣間見れる
理念やビジョン、求職者へのメッセージなどの一般的な文章だけの構成では、他社との差別化を計るのは難しいです。
・手書きのモットーを掲載する
・一問一答コーナーを作り素の部分を見せる
・インタビューの様子を動画にする
など、代表自身の個性や人柄を垣間見れるような工夫を取り入れてみましょう。淡々とした語るよりも伝えたい内容への共感度が深まるだけでなく、代表や企業に対しての親近感がぐっと高まります。
③ 分かりやすい言葉でまとめる
新卒者や転職希望者、業界経験のある人・ない人など、採用サイトには実に様々な求職者が情報を求めて訪れます。専門用語や業界でよく使われるような言葉を多用してしまうと、伝えたい内容や本来意図したことがきちんと伝わらず、思ったような共感や理解を得ることができません。なるべく誰もが分かりやすい言葉を使い、求職者側の目線に立って語りかけているような文章にして、自社に対する理解度をより深めてもらえるような構成にしましょう。伝えたい事をしっかりと受け取り共感を得て応募してきてくれる求職者なら、企業側が求める人材像とのマッチ度も高まり入社後のミスマッチ防止にも繋がります。
4.まとめ
代表自身が登場することに意味がありますが、さらに作り方や魅せ方を工夫することで、求職者から多くの理解と共感を得ることができる質のいい採用サイトに仕上がります。これから採用サイトを作成する方や、採用サイトのテコ入れを検討している方は、今回ご紹介した作成のポイントなどぜひご参照ください。
福島採用.comでは、採用に関するお役立ちコラムの他、採用活動で使える各種ツールのご相談も随時受け付けております。「採用サイトを作りたい」「最近応募が来なくて困っている」などのお悩みがありましたら、いつでも気軽にお問い合わせください。