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採用コラム

高卒採用を成功させるための
高校訪問のポイント3つを解説!

高卒の求人が解禁となる7月、高卒採用を行う企業は一斉に学校に対するアプローチを開始します。たくさんの企業の中から自社を選んでもらうためにはどうしたらよいのでしょうか?効果的なアプローチ法とそのポイントについてまとめました。

目 次​

1.はじめに

2.2つのアプローチの方法

3.学校訪問の流れとポイント3つ

4.まとめ

1.はじめに

高卒採用では求職者である高校生と直接やり取りをすることは禁じられており、採用情報の提供や求人への応募等は必ず高校の先生を通して行います。就職先を考え始めた高校生たちは、先生に対して

・どのような企業が求人を出しているのか?

・自分に合った企業はどこ?

・〇〇社ってどういう会社?

など様々な質問・相談をし、応募する企業を厳選していきます。先生は企業と高校生の間の重要な架け橋でありとても大きな影響力を持っていますので、学校や先生に対してのアプローチ次第で応募者数に大きな差が生まれるといっても過言ではありません。また、高卒採用を継続して行っていく上では学校との良好な関係作りもしっかり押さえておきたいところです。ここでは、アプローチ方法や効果的に行うためのポイントをご紹介します。

2.2つのアプローチの方法

高校の先生へのアプローチ方法は大きく分けて2つです。以下に、それぞれのやり方やメリット・デメリットをまとめました。

求人票の発送なら手軽に多くの学校へアプローチできることは確かですが、応募者数の増加やミスマッチのない雇用に繋げたいなら、

・自社をより深く知ってもらう

・学校との信頼関係を築く

この2点をメリットに持つ学校訪問がよりおすすめです。直接顔を合わせて対話することはより良い関係性を築くための重要なプロセスですし、採用に関すること以外にもお互いの近況や高卒者の就職の現状などを話すことで貴重な情報を得られる良い機会にもなりますので、積極的に活用したいアプローチ方法です。次の項目では、学校訪問にフォーカスしてより詳しくお話していきます。

3.学校訪問の流れとポイント

学校への訪問時期は、ハローワークから求人票を受け取った直後の7月上旬がベストなタイミングです。高校生の就職活動期間はとても短いので、採用活動の必須アイテムである求人票ができたら早めにアプローチをかけましょう。以下、訪問までの流れに沿って、スムーズかつ効果的に実施するためのポイントやコツをご紹介します。

 

① ターゲットと訪問時期を決める

「経理関係の知識がある人を採用したい」「溶接工の技術者を雇いたい」など、募集をかける部署や職種によって当然ターゲットは変わります。どんな学科があるのか、特に力を入れて教育している分野はなにか、など自社の求める人材に出会えそうな高校をあらかじめリサーチしておけば、無駄を省いた効率的な訪問活動を行うことができます。また、ハローワークから求人票を受け取ったらなるべくスピーディに動けるように、事前にスケジュールの見通しを立てておくとよりスムーズでしょう。

 

② 高校にアポイントを取る

ターゲットと訪問時期を決定したら、次は訪問のためのアポイントを取りましょう。アポなしの訪問はNGです。「高卒採用の求人票を持ち込みたい」旨をしっかりと伝え、進路指導担当の先生に直接アポイントを取るようにしましょう。なお、授業などで忙しい時間帯に電話をかけると担当者に繋がりにくいことも多いので、先方の予定なども考慮した上で連絡をすればアポイントの取得がスムーズです。

 

③ 面談時に話すことを予めまとめておく

限られた面談時間を有意義なものにするためにも事前準備は大切です。主に押さえておきたい要素は以下の3つです。

・自社のPRポイント

・同業他社にはない自社の強み

・求める人材像について

特に求める人材像は具体的かつ明確にしておきましょう。先生に具体像を伝えることで「あの生徒におすすめしてみよう」「機械科の〇〇さんならこの企業にマッチしそうだな」と、対象となる生徒をイメージしやすくなります。他には、自社パンフレットや採用動画などのPRツールを準備して活用するのも有効です。社内の雰囲気や業務中の様子など、文字や言葉だけでは分かりにくい部分を視覚的に伝えることができ印象にも残りやすいので、数ある企業の中から推薦企業として選んでもらえる確率もぐっとあがります。

(関連コラム:高校訪問で効果を発揮するツール5選!心得たいポイントも解説)

(関連資料:高校訪問のポイント資料ダウンロード)

(関連コラム:選ばれる企業になるために高校訪問で先生と話すべき12のこと)

4.まとめ

今回は、高卒採用での学校への2つのアプローチ方法から学校訪問にフォーカスして詳しくご説明しました。封書のみの発送よりも、やはり直接訪問によって企業の顔がみえればPRしたいポイントがより伝わりますし、その企業で働いている姿などをイメージしやすくなります。いかにして自社を知ってもらい、同業他社との差別化を図りつつ印象を残していくか、そのために必要な準備とは何か、ぜひ今回ご紹介したポイントを高卒採用活動にお役立てください!

 

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