
目 次
1.はじめに
2.2025年7月から9月にかけての採用動向の変化
3.福島県・新規高卒者の地域別求人・求職状況
4.まとめ
1.はじめに
2.2025年7月から9月にかけての採用動向の変化
求人数・就職希望者数・求人倍率の推移(令和7年7月末~9月末)
3.福島県・新規高卒者の地域別求人・求職状況
地域別求人・求職状況(R7年9月末現在)※下段の数字は前年同期比
地域別でみると、それぞれ以下のような特徴があります。
会津地方:内定率が前年同月比で5.1%アップで、前年よりもスムーズに採用が進んでいるようです。
中通り:求人倍率が最も高い2.87倍で、新規高卒者獲得の難易度の高さを感じます。
浜通り:内定率が72.7%で県内トップです。復興需要の落ち着きとともに安定した採用が定着しています。
また、9月末時点では県内でおよそ900人の生徒が就職未内定となっており、企業にとっては、二次募集による人員補充や新卒採用の再検討を行う好機といえるでしょう。
(出典:福島労働局 令和8年3月新規高等学校卒業者の求人・求職状況【令和7年9月末現在】 別表2】)
(関連コラム:人材との出会い拡大のチャンス!高卒採用の二次募集の魅力とは?)
(関連コラム:正しく知って賢く活用!高卒採用の二次募集を成功させるポイント2つ)
4.まとめ
福島県の新卒高卒者採用は、求人倍率・内定率ともに高い水準で推移し採用意欲の高まりが続いています。一方で、求職者数の減少により企業間の人材獲得競争は激しさを増しており、早期の採用計画と柔軟な募集対応がこれまで以上に重要になっています。9月末時点でも約900人の生徒が未内定となっており、今後の二次募集や再マッチングの動きが期待されます。採用のタイミングを逃さず、地域の学校やハローワークとの連携を強化することが人材確保につながるポイントといえるでしょう。
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