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採用コラム

中小企業が採用サイトを
活用するメリット・デメリットとは?

最近よく聞く「採用サイト」ですが、中小企業が活用するべき採用ツールなのでしょうか?この記事では採用サイトを中小企業が活用するメリット・デメリットについて紹介します。

目 次​

1.はじめに
2.採用サイトとは
3.中小企業が採用サイトを使う5つのメリット

4.中小企業が採用サイトを使う3つのデメリット

5.まとめ

1.はじめに

超人手不足時代ともいわれる現代では、ハローワークだけを利用した採用活動では、満足のいく採用をすることは難しくなっています。そこで重要となるのが、Webを活用した採用活動になります。今回は、Web採用施策の一つである採用サイトについて、中小企業が実践するメリット・デメリットをお伝えします。

2.採用サイトとは

まずは、採用サイトがどのようなものなのかについて確認していきましょう。採用サイトはその名の通り、採用に特化したWebサイトのことを指します。コーポレートサイトとは違い、採用情報のみを掲載していることが大きな特徴です。

 

近年、お仕事を探している方の行動フローは変化しています。デジタル技術が発展しており、わざわざハローワークに出向かなくても、インターネット上で膨大な数の求人を閲覧することができるようになりました。そういった時代の流れに適応するために、Webを活用した採用活動を進めている企業は増加しています。そして、その中の一つとして注目されているのが採用サイトです。既に自社専用の採用サイトを持っている企業も多く、今後、採用に力を入れている企業であれば、必ず持っておきたい採用ツールとなる可能性も高いでしょう。ただし、中小企業ではまだまだ活用が進んでいないのが現状かもしれません。

3.中小企業が採用サイトを使用する5つのメリット

これまでは採用にコストを大きくかけるような潤沢な資金を持つ企業が制作、使用するケースが多かった採用サイトですが、中小企業には適していない手段なのでしょうか?ここからは中小企業が採用サイトを使用するメリットについて紹介していきます。

 

① デザインをカスタマイズできる
採用サイトでは、求人広告などとは違い、自社専用のWebサイト、ページを作ることができます。他社の求人ポータルに自社の情報を掲載する場合は、そのWebサイトのスタイルやフォーマットによって、自社が掲載したい情報が制限される可能性があります。しかし、自社専用の採用サイトであれば0からサイトのコンテンツや構成を決めることができるため、制限なくカスタマイズを進めることができます。自社の思うようにサイトを作れるという点はメリットになると言えるでしょう。

 

② ミスマッチを減らすことができる
採用サイトに掲載するコンテンツは自社で自由に決めることができます。そのため、自社が欲しい人材に応じて、それに適したコンテンツを掲載することができます。未経験の方を採用したいのであれば、未経験で就業し現在活躍されている方のインタビューを掲載するのがいいでしょうし、主婦の方を採用したいのであれば、定時に帰れるといった働き方に関する訴求を掲載することもありえます。このように、採用したい方が欲しているような情報を採用サイトに掲載し、それを見てから応募してもらうことで、ミスマッチを減らすことが期待できます。せっかく採用したとしても、ミスマッチで早期離職となってしまっては、それに充てた採用コストや教育コストが無駄になってしまいます。ミスマッチを減らすことができるのは大きなメリットとなるでしょう。

 

③ 様々な導線から求職者を集めることができる
採用サイトは求職者の受皿になるツールです。そのため、indeedなどの求人特化型検索エンジンと連携させることができます。

また、求人特化型検索エンジンはindeedだけではありません。求人特化型検索エンジンをはじめ、様々な導線と紐づけることができるのが採用サイトの強みです。

 

④ 採用単価を下げることができる
採用サイトを使用して採用活動を成功させることができれば、採用単価を下げることも期待できます。求人広告を利用した場合、1回に数十万単位でのコストがかかりますし、人材紹介であれば採用コストが100万円を超えるコストがかかる場合もあります。採用サイトであれば、制作時にまとまったコストがかかりますが、一度作ってしまえばその後は大きな投資は必要なく採用活動を進めることができるでしょう。長期的に見れば採用コストを抑えることも十分可能であるという点も、採用サイトのメリットになります。

 

⑤ 大手などの競合と差別化ができる
大手などの競合と採用における差別化ができるという点も、中小企業が採用サイトを使用するメリットです。大手企業が求人広告に多額なコストをかけているなかで、中小企業がそれよりも小さなコストで同じような手法を使ったとしても、負けてしまうケースが多いです。しかし、採用サイトで自社の魅力を伝えるコンテンツを掲載し、直接的な導線を引いてアプローチがすることができれば、大手企業に勝てる可能性も十分にあります。どの企業も人手が借りていない中、選ばれる企業になるためにも採用サイトは重要な採用ツールになります。

4.中小企業が採用サイトを使う3つのデメリット

採用サイトを中小企業が使うには、もちろんデメリットも存在します。デメリットについても紹介しますので、確認しておきましょう。

 

① 制作コストがかかる
一つ目のデメリットは何といってもコストです。サイト制作の必要があるため、それに必要となる制作費が発生します。どれだけのページ数を作るのか、どのようなコンテンツを掲載するのかによって費用は変わってきますが、場合によっては100万円以上になることもあるでしょう。このように、単発で大きなコストが発生してしまう点は中小企業にとって大きなデメリットとなるでしょう。

 

② 広告費が必要となる
採用サイトは受皿となるツールであり、作っただけでどんどん応募が発生するというものではありません。その受皿に求職者の方を誘導するための導線を設計する必要があります。そしてその導線、例えばindeedなどに広告費を充てることが重要になります。この広告費は自社が採用したい人数や、応募からの採用率などに応じて変わるため、やはり質の高い人材を多く採用したいとなると、それ相応の広告費をかけることが必要となります。こういった採用のための広告費を継続してかけることができない、資金が潤沢ではない中小企業の場合、採用サイトはあまり効果を出すことができないかもしれません。

 

③ スピード感を持った採用は難しい
採用サイトを制作するためには、やはり制作期間が必要になります。デザインやコーディングなどの期間はもちろんですし、素材がない場合には取材も必要になります。そのため、早急に欠員を募集したいといった場合には採用サイトは適さないと言えるでしょう。今すぐに人が欲しい、といったニーズのある中小企業は採用サイトを使用しても望んでいるような結果は得られない可能性が高いです。

5.まとめ

いかがだったでしょうか?採用サイトは自社に適した人材をミスマッチ無く採用するために有効な採用ツールとなります。しかし、コストなどの面でのデメリットも存在しますので、自社の状況に合わせて採用サイトの導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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