目 次
1.はじめに
2.強みを見つける3つの方法
3.応募に繋がる強み・魅力の伝え方
4.まとめ
1.はじめに
2.強みを見つける3つの方法
自社ならではの強み・魅力を見つけるためにおすすめの3つの探し方を紹介します。実践すれば、きっと御社ならではの素敵な魅力が見つかるはずです。
① 4つの要素に分けて考えてみる
以下の4つの要素に分けて、それぞれどのような魅力が上げられるか考えてみましょう。
・スタッフ
求職者は、その企業でどのような人が働いているのか、職場の雰囲気はどうか、という点に関心があります。社員同士が仲が良く職場の雰囲気が良い、資格・スキルを持ったスタッフがいる、など自社のメンバーに関するアピールポイントは、とても有用な強みになります。
・事業内容、商品
何をしている企業なのかを知ることができる事業内容や、企業の“顔“とも言える商品に関する情報は、積極的にアピールしたいポイントです。その事業や商品をもって企業としてどのようなことをしていきたいのか、どのように社会貢献しているのかを伝えるようにしてみましょう。
・将来性、競争優位性
求職者にとって、将来性のある企業であるかどうかは重要なポイントです。また、ライバル企業と比べた時の優位性についても、大きな強みとなります。競合他社のサービス内容などと比較して、商品に使用する材料のこだわりであったり、顧客満足度をあげるために実践しているサービスであったり、優れていると自負できるポイントを見つけてみましょう。
・待遇、環境
給与や手当などの待遇面も重要です。生活になくてはならないものですので、就職先を選ぶ上で待遇面に注目する求職者はたくさんいます。給与の額面以外にも、家族手当があるのか、通勤手当はどれほどなのか、待遇の詳細を打ち出すだけでも印象はガラリと変わります。また、社内設備や立地をアピールするのもおすすめです。自家用車通勤用の駐車場があるのか、駅からのアクセスは良いのかなども、十分な強みとなり得ます。
② 第三者視点で見てみる
内部にいると主観的に考えてしまいがちですので、客観的な視点で見てみるのがおすすめです。自社の良いところや取引を継続している理由などを、顧客や外部の人に直接聞いてみるのも良いですね。自分達では気付かなかった意外な強み・魅力を発見できるかもしれません。
③ ネガティブをポジティブに変換する
ネガティブな要因も、ポジティブに置き換えることで立派な強みとなります。例えば、
・社屋が古い→歴史を感じる社屋
・競合他社より商品価格が割高→クオリティ重視
・社員の年齢層が高い→ベテラン揃い
などのように、一見ネガティブに感じられることでも角度を変えることでその企業の魅力に成り代わります。
3.応募に繋がる強み・魅力の伝え方
見つけた強みを上手に求職者に伝えられるかどうかで、採用できるかできないかは大きく変わります。ここでは、応募に繋げるための強み・魅力の発信方法や表現する際のコツを紹介します。
① Webマーケティングを活用する
多くの人に手軽に情報を届けることができるWebマーケティングを利用することで、より効率的かつ効果的に自社の強みや魅力を表現・発信することができます。Webマーケティングには様々な種類がありますが、ここでは主な2つの手法について解説します。
・採用サイト
形式や制限に捉われずに自社の強みを表現するには、自社サイトの運営がおすすめです。求職者向けに特化した採用サイトなら、写真や動画を自由にレイアウトして自社の強みをよりインパクトを持たせて発信することができます。
・SNS
TwitterやFacebook、Instagramなどの主要なSNSを活用することで、求職者以外の潜在層にも情報が届き、魅力を伝えることはもちろん認知度の向上やブランドイメージの構築に繋がります。また、ターゲットと直接的なコミュニケーションを図ることができるため、ダイレクトにアプローチすることが可能です。
(関連コラム:採用サイトの必要性とは?導入の際のメリット・デメリットも解説)
(関連コラム:SNS採用で採用力アップ!活用方法や期待される5つの効果とは?)
② メリットを具体的に提示する
自社の強みにはどのようなメリットがあるのかを具体的に表現することで、より魅力がストレートに伝わり応募意欲にアップに繋がります。
<例>
「経験豊富なベテラン社員による研修で、未経験者にもしっかりスキルを身につけることができます。」
「敷地内に従業員用の無料駐車場を完備しているので、自家用車で通勤できます。」
③ 実話を交える・思いをのせる
アピールしたい強みにまつわる体験談や、それらに込められた思いを伝えることも効果的です。日々の業務や企業で働く人々の姿や思いをよりリアルにイメージすることができ、求職者の印象に残ります。
<例>
「私たちは価格よりも品質での顧客満足度を第一に考えています。より価格の安い他社製品に乗り換えたお客様の中には、当社のクオリティを求めて戻ってこられる方も多くおられます。」
4.まとめ
「“自社の普通“≠“世間一般の普通“」とは限りません。自社の強みを見つけるためには、業界全体や他社のリサーチを行った上で、自社を客観的な視点で見つめてみることがポイントです。自社PR、そして応募獲得に向けて、本記事を参考に自社の強みを探して、求職者へ魅力を上手にアピールしてくださいね。
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