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採用コラム

高卒採用で勝ち続ける企業が
実践している3つのこと

生産人口の減少に伴い、若手の人材確保は年々厳しさを増しています。今回は、新卒採用市場でも特に今需要が増えてきている高卒採用で勝ち抜く企業になるための重要な考え方とアクションについてお話します。

目 次​

1.はじめに

2.“戦力”を雇うことだけが採用ではない

3.高卒採用で勝ち続けるための3つアクション

4.まとめ

1.はじめに

昨今の日本の採用市場は、人手不足の慢性化、売り手市場による採用競争の激化、少子高齢化による若手の人材確保の難化など様々な問題が発生しています。思うように人が集まらなかったり求める人材に出会えなかったりと、従来通りの採用活動に対して課題を感じている企業は多いのではないでしょうか。そんな採用市場で今注目され、需要が増えてきているのが高卒新卒者の採用です。独自のスケジュールやルールはあるものの、若い力を獲得するためにはとても有効な手段です。今回は、高卒採用を成功させ採用市場で勝ち続ける企業になるために大事したい考え方や実践すべきことについてお話しします。

2.“戦力”を雇うことだけが採用ではない

事業の安定した継続のために労働する人材を確保すること、それが採用です。しかし、

・仕事ができる

・即戦力になる

そんな人材ばかりを求めて採用活動を行っている企業にとって高卒新卒者は、

・仕事を覚えるのに時間がかかる

・社会経験が浅いから育成が難しい

などネガティブなイメージが強いのではないでしょうか。まず、高卒採用は“ポテンシャル採用”であることを理解する必要があります。つい先日まで高校生だった彼らですから、仕事はもちろん社会生活に不慣れなのは当然です。そのポテンシャルを引き出し遺憾なく発揮してもらうために、まずは研修やサポート体制はしっかりと整えましょう。同世代の先輩社員にメンターを務めてもらうのもおすすめです。そうして採用担当者だけでなく社内全体を巻き込んで高卒新卒者を迎え入れる体制を作ることは、「みんなで新人を育てていくんだ」という意識を生み出し社内全体の活気アップにも繋がります。採用は、戦力を獲得するだけでなく企業全体にポジティブな風を呼び込むきっかけ作りにもなるのです。

また、こうして研修・サポートを整えることで業務内容のミスマッチを軽減したり、社内全体で高卒新卒者に受け入れの姿勢を示すことで人間関係の不和の発生を抑制したりすることができ、結果として早期退職を防ぎ人材が自然と定着するようになります。もちろん、このような効果がはっきりと現れるまでには時間がかかります。しかし、高卒採用を導入しそれを軌道に乗せるための施策を長期的に根気強く行っていくことで、その企業には確かな好循環が生まれることでしょう。

3.高卒採用で勝ち続ける企業が実践している3つのこと

高卒採用成功のための大切な考え方をお話しましたが、まずは人材を採用できなければ意味がありませんね。ここでは、高卒採用を行い採用戦線を勝ち抜くために実践したい3つのアクションをご紹介します。

 

① 採用ツールの積極的な活用

高卒採用ではハローワークの求人票を学校へ提出して募集をかけますが、求人票は文章のみの記載でフォーマットも決まっているため、他社との差別化が難しい媒体です。そこで活用したいのが、求人票以外の採用ツールです。採用向けに作成したパンフレットや高卒者向けの就活情報を専門に扱っている広告媒体などを使えば、写真を使用して会社の雰囲気を伝えたり先輩社員のインタビュー記事を載せたりとPRの幅がぐっと広がりますし、自社の特色を打ち出し他社との差別化も図ることができます。こちらの記事では高卒採用におすすめのツールを紹介していますので、ぜひ合わせてご参照ください。

 

② 高校との関係作り

求職者本人である生徒とコンタクトを取る場合には、必ず学校の先生を介することが高卒採用のルールです。そのため、学校との関係性をいかに良好なものにするかが高卒採用においてとても重要となります。求人票の提出や選考のタイミングなど、折を見て学校訪問などで担当の先生と直接コミュニケーションを取ることで、高卒採用に対して意欲的に取り組んでいる優良企業であることを印象付けることができます。信頼度が高まれば生徒へ斡旋してもらえる可能性もアップし、より良い人材に出会えるチャンスが増える訳です。

 

③ 継続的な活動で道を作る

採用ツールを使ったPR活動も高校との関係の構築も、もちろんすぐに効果が出るわけではありません。実践とフィードバックを繰り返しブラッシュアップしながら継続してアクションを起こしていくことで、高校からのコンスタントな斡旋や採用活動の効率化など様々なプラスの効果が生まれてきます。先を見据えた長期的な採用プランを立てるようにしてみましょう。

4.まとめ

採用市場は、これからますます厳しくなっていくことが予想されています。若い力を確保し続けていくためには今から準備が必要です。5年後10年後勝ち続ける企業になるために、本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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