2024年11月の福島県全体の月間有効求人倍率は1.33倍で、前月比＋0.03ポイント、前年同月比△0.13ポイントです。県全体の求人倍率の変化は緩やかですが、エリアごとの倍率の差は顕著です。
目 次
１．月間有効求人倍率
２．新規有効求人倍率
３．まとめ
１．月間有効求人倍率
＜2024年11月のポイント＞
福島県全体の月間有効求人倍率は1.33倍で、前月比＋0.03ポイント、前年同月比△0.13ポイントです。前月比で求人数は0.9％（349件）、求職者数は3.8％（1,078人）それぞれ減少しました。エリア別でみると、相双エリアがもっとも高い1.56倍で、一番低いいわきエリア（1.20倍）とは0.36倍の開きがあります。12月へ向けて求人倍率が上昇していく傾向は例年通りですが、前年同月と比べると数値は下がっており、1年前から採用市場が変化していることが分かります。
２．新規有効求人倍率
＜2024年11月のポイント＞
福島県全体の新規有効求人倍率は2.19倍で、前月比＋0.02ポイント、前年同月比±0ポイントです。前月比で求人数16.9％（2,454件）、求職者数17.8％（1,188人）それぞれ減少、前年同月比でも共に5.5％ずつ減少していますが、求人倍率は依然高い数値です。エリア別では、県北エリアが前月比＋0.65ポイントであるのに対し相双エリアは△0.46ポイントで、新規でも大きな地域差があることが伺えます。
（参考：福島労働局 公共職業安定所業務取扱月報 ※有効求人倍率は原数値で記載）
まとめ
緩やかな上昇傾向は継続中です。例年、年明けを境にまた減少する流れに入りますが、ここからどれだけ上がりどの程度まで下がっていくのか、今後も動向を注視していきましょう。このデータが、御社の採用活動のお役にを立てれば幸いです。
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