2024年７月の福島県全体の月間有効求人倍率は1.20倍で、前月比＋0.04ポイント、前年同月比△0.14ポイントです。先月からの増加傾向は継続中です。
目 次
１．月間有効求人倍率
２．新規有効求人倍率
３．まとめ
１．月間有効求人倍率
＜2024年７月のポイント＞
福島県全体の月間有効求人倍率は1.20倍で、前月比＋0.04ポイント、前年同月比△0.14ポイントです。前月比で求人数は1.5％（525件）増加、求職者数は2.2％（659人）減少しており、数値の変動は大きくありませんが、ゆるやかな増加傾向が続いています。エリア別では、相双エリアが最も求人倍率が高く1.37倍です。相双エリアは、2023年12月からエリア別でトップの数値が続いています。
２．新規有効求人倍率
＜2024年７月のポイント＞
福島県全体の新規有効求人倍率は2.04倍で、前月比＋0.10ポイント、前年同月比△0.10ポイントです。前月比では特にいわきエリアの上げ幅が大きく、＋0.47ポイントの増加でした。県北エリア・会津エリアは前月比が減少しており、エリアごとの採用市場の動きに差があることが見て取れます。
（参考：福島労働局 公共職業安定所業務取扱月報 ※有効求人倍率は原数値で記載）
まとめ
2024年７月の求人倍率は前月比で微増し、先月から見られた増加傾向が継続しております。2024年は、現時点では前年同月よりは求人倍率が低い状態が続いていますが、まだまだ売り手市場が強いことは数値からも明確です。必要な人材をしっかり確保できるよう、採用をお考えの企業担当者の方は定期的な市場データの確認で備えていきましょう。
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