2024年6月の福島県全体の月間有効求人倍率は1.16倍で、前月比＋0.02ポイント、前年同月比△0.14ポイントです。2024年も例年同様、減少傾向が終わり求人倍率が増加しました。
目 次
１．月間有効求人倍率
２．新規有効求人倍率
３．まとめ
１．月間有効求人倍率
＜2024年6月のポイント＞
福島県全体の月間有効求人倍率は1.16倍で、前月比＋0.02ポイント、前年同月比△0.14ポイントです。2024年に入って初めて前月比から増加しました。2023年も6月のデータから求人倍率の増加がスタートしていましたので、同様の傾向がみられます。前年同月と比べると求人数は9.8％（3,768件）減少しましたが、求職者数は1.7％（504人）増加していました。
２．新規有効求人倍率
＜2024年6月のポイント＞
福島県全体の新規有効求人倍率は1.95倍で、前月比＋0.28ポイント、前年同月比△0.30ポイントです。エリア別で見ると、会津エリアの上げ幅が飛びぬけて大きく0.09ポイントアップしました。前年同月比は県全体では減少していますが、会津エリア・相双エリアでは増加しており、エリアごとに求人倍率の差が出ていることがうかがえます。
（参考：福島労働局 公共職業安定所業務取扱月報 ※有効求人倍率は原数値で記載）
まとめ
2024年6月の求人倍率は前月比で微増し、例年通りの増加傾向に入った可能性を示唆しています。年末に向けてどれくらい数値が上昇していくのかに注目です。新規の有効求人倍率にエリアごとに数値の開きが見られ、地域差が大きくなっていることも分かりました。求職者数の増減等の細かな数値の確認など、自社の採用活動や採用計画にお役立ていただければ幸いです。
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