2024年10月の福島県全体の月間有効求人倍率は1.30倍で、前月比＋0.04ポイント、前年同月比△0.13ポイントです。求人数・求職者数共に前月より増加し、採用市場は盛り上がりを見せています。
目 次
１．月間有効求人倍率
２．新規有効求人倍率
３．まとめ
１．月間有効求人倍率
＜2024年10月のポイント＞
福島県全体の月間有効求人倍率は1.30倍で、前月比＋0.04ポイント、前年同月比△0.13ポイントです。前月比で求人数は3.3％（1,196件）、求職者数は0.4％（121人）それぞれ増加しました。前年同月比では、求人数は6.7％（2,676件）減少しましたが、求職者数は2.9％（807人）増加しています。やはり、昨年までに比べて売り手市場が緩和されていることが読み取れます。
２．新規有効求人倍率
＜2024年10月のポイント＞
福島県全体の新規有効求人倍率は2.17倍で、前月比＋0.20ポイント、前年同月比△0.09ポイントです。前月比で求人数17.6％（2,169件）、求職者数6.7％（418人）それぞれ増加しました。エリア別でみると県中・県南エリアが最も高く2.62倍です。一番低い県北エリアは1.71倍で、その差は約1ポイントとエリア毎に求人倍率の開きがあります。
（参考：福島労働局 公共職業安定所業務取扱月報 ※有効求人倍率は原数値で記載）
まとめ
今月の求人倍率データで特に印象的だったのは、新規の有効求人倍率のエリアによるばらつきです。全体としては緩やかに上昇傾向にあるものの、新規の有効求人倍率は減少しているエリアもあり、昨年までとはまた違った動きが見られます。福島県全体の有効求人倍率はもちろん、自社の求人募集エリアの現状も把握しながら採用計画を立てることが大切です。
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